金投資はデメリットが多いといわれる理由とは? 投資方法やメリットまで徹底解説

金投資はデメリットが多いといわれる理由とは? 投資方法やメリットまで徹底解説|株式会社イー・トラスト

有事に強いとされる金投資。しかし、金投資はデメリットが多いという声も聞かれます。本当に金投資はデメリットばかりなのでしょうか。

この記事では、正しい投資判断ができるように、金投資のデメリットをご紹介します。あわせて、メリットや代表的な投資方法も詳しく解説しますので、ぜひ参考にして金投資への理解を深めてください。

金投資をした際のデメリット

金投資をした際のデメリット

どのような投資にも少なからずリスクは存在するので、事前に正しく理解しておくことが大切です。特に金投資には、一般的な投資方法にはない「盗難」のリスクがあります。

まずは、金投資のデメリットについてみていきましょう。

利息や配当といったインカムゲインがない

金投資をしても、利息や配当はつきません。金投資の収益は、キャピタルゲインと呼ばれる売却時の利益のみです。

資産を保有していることで得られる利益を、投資用語でインカムゲインといいます。預金の利子や株式の配当金、不動産の家賃収入などがインカムゲインです。一方で金投資は、資産を保有し続けていても何の収入も得られません。

取引手数料が高い

取引手数料が高い点も、金投資のデメリットの一つです。特に、現物の金地金や金貨は、購入量が少ないほど手数料が割高となる傾向があります。15%前後もの手数料がかかってしまうことも、金の取引では珍しくありません。

さらに金投資では、売買時以外にも手数料がかかります。購入した金の現物を預ける場合、取引業者によっては保管料も必要です。利回りをシミュレーションする際は、手数料も含めて計算しましょう。

ただし、現物取引ではなく投資信託やETFであれば、金投資でも一般的な投資と同様の手数料です。

現物は盗難リスクがある

金を現物所有する場合は、盗難のリスクも避けられません。また、金貨などの小さいものであれば、紛失するおそれもあります。保管を第三者に依頼しない場合は、金庫を用意するなど盗難や紛失リスクをできるだけ軽減する対策をとりましょう。

株式やFXなど、現在では多くの投資が電子取引で行われており、現物を保管することはほとんどありません。現物の保管が必要となる点は、金投資特有といえます。

実はメリットも多い金投資

実はメリットも多い金投資

デメリットが多いといわれる金投資ですが、実はほかの投資方法にはないメリットもたくさんあります。金投資最大の特徴は、現物の数量に限りがある点です。

価値が比較的安定している、金投資のメリットを詳しくみていきましょう。

無価値になる可能性が低い

これまでの歴史上、金は無価値になる可能性が極めて低い資産です。現在当たり前に使用している紙幣は、かつては金との交換を保証することでその価値を維持していました。経済情勢による価値の変動があったとしても、金の価値そのものが失われる可能性はほぼないでしょう。

一方、株式や債券といった資産は、無価値になるおそれがあります。企業が倒産することはもちろん、かつてのギリシャのように国の財政でも破綻することがあるためです。また、お金でさえもハイパーインフレになれば、価値のほとんどが失われるかもしれません。

金の価値は世界共通で普遍なので、経済や世界情勢がどう変化しても一定の価値は維持されるでしょう。

値動きが比較的安定している

金は自然界に存在する鉱物で、地球上に存在する絶対量は有限です。急激に市場への供給量が増えることもほぼないので、金の値動きは比較的安定しています。

戦争の発生などで短期的に相場が上下することはありますが、長期的には値動きが安定している投資対象です。株式やFXのように、ごく短期間で利益を出すことは難しい面もありますが、ゆるやかな値動きだからこそ安定して保有できます。

経済状況の変化に対してのリスクヘッジになる

金は、インフレにもデフレにも強い資産です。インフレの状態になると物価が上がり、相対的に貨幣の価値が下がります。しかし、実物資産である金は物価とともに価格が上昇するので、貨幣と違って資産価値は変わりません。

さらに、デフレになっても金の価格が上昇するケースがあります。デフレにより価値が高まった貨幣で、より多くの金を購入しようとする人が増えるためです。

また、世界経済が混乱しても金の価値は常に一定なので、戦争が起こるなど、有事の際にも金の価格は上昇します。

金にはさまざまな投資方法がある

金にはさまざまな投資方法がある

金投資は、単純に現物を購入する以外にもさまざまな方法があります。投資の目的や目標金額に応じて、最適な方法を選ぶことが大切です。

金取引として代表的な、4つの投資方法を詳しくご紹介します。

現物取引

金投資でもっとも代表的な方法が、現物取引です。金地金や金貨などを、貴金属商や宝石商から購入します。最大のメリットは、自国通貨の価値が失われるハイパーインフレが訪れても、現物で金を保有していれば資産を保護できることです。

ただし、金の現物の売買には、一定の手数料がかかります。現物取引をする際は、短期での売買ではなく長期間の保有を視野にいれて計画を立てましょう。

純金積立

純金積立とは、毎月少しずつお金を積み立てて金を購入する投資方法です。積み立て方法には、毎月積み立てる金額を決める定額積立と、毎月購入する金のグラム数を決める定量積立の2種類があります。

定額積立、定量積立ともに、ボーナス月などに臨時で買い増しを行うことも可能です。積み立てた分は換金して引き出せるほか、受け取り手数料を支払って現物で引き出すこともできます。ただし、積み立てを行うたびに買付手数料がかかる点には注意しておきましょう。

CFD取引

CFDとは「Contract for Difference」の略称で、日本語では差金決済取引と呼びます。実金の現物を保有することなく売買を行う投資方法です。CFD取引は、金以外にも株価や原油といったさまざまな商品で利用できます。

現物取引とは異なり、CFD取引では現物の受け渡しや対価の支払いは発生しません。その代わり、専用の口座に担保となる証拠金を預け入れて取引を行います。CFD取引はほぼ24時間取引が可能なので、忙しい方にもおすすめです。

投資信託やETF

金投資は、株式や債券のように投資信託やETFでも取引できます。運用を自分で行う必要がなく、初心者でも手軽に参入できる点がメリットです。また、現物を入手するわけではないので、保管コストや盗難の心配もありません。

さらに、金の現物取引では最低購入価格が設定されていますが、投資信託であれば商品によっては100円から投資が可能です。最低取引量に満たない数量でも、出資額に応じた利益を受け取れるので無理なく運用できます。

【まとめ】金に限らず投資はデメリットを理解することが重要

【まとめ】金に限らず投資はデメリットを理解することが重要

デメリットが多いといわれる金投資ですが、リスクのない投資は存在しません。重要なことは、デメリットを正確に理解し、いかにリスクヘッジをして投資をするかです。

価値が失われないなど、金投資にはさまざまなメリットがあります。また、現物取引以外にも、目的や状況に応じた方法で金の取引が可能です。資産形成の目標金額やポートフォリオにあわせて、安定した金投資を検討してみてはいかがでしょうか。
 
 

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