「都心部の優良中古物件を活用したマンション経営の魅力的だけど、中古マンションって耐震性の心配はないの?」――。イー・トラストには、こんな質問を寄せられることがあります。日本は地震の多い国なので、その心配はごもっとも。どんなに魅力的な物件でも、構造や建築に問題があれば先々不安です。
そこで、「イー・トラストが扱う中古マンションの耐震性」についてじっくりお話しします。
1.1981年以降に建てられたマンションは安心
中古物件の耐震性について不安を感じる方の気持ちはとてもよく理解できます。直近では東日本大震災という巨大地震が印象に残っていますが、関西圏にお住まいで40代以降の方にとっては、むしろ1995年の阪神淡路大震災の方が、より生々しい記憶として脳裏に刻まれているかもしれません。
実際、このときに高速道路の橋脚が次々と倒され、ビルやマンション群が軒並み倒壊するなど甚大な被害が続出しました。ただし、その多くは1980年以前の古い耐震基準で建てられたもので、1981年の建築基準法改正以降に建てられた物件は大きな損傷を免れています。まさに、この新耐震基準が適用されたマンションかどうかが、安全かどうかの分かれ目、ひとつの目安と言えるでしょう。
2.イー・トラストの「エステムシリーズ」はすべて新耐震基準
では、イー・トラストが扱うマンション「エステムシリーズ」はどうでしょう? すべて新耐震基準に基づいて施工され、建築確認を受けた物件ばかりなので安心です。もちろん、中古物件とはいえ、エステムシリーズは築10年前後と比較的新しいマンションが中心なので、なんら問題はありません。しかも、ご購入時、地震保険に任意でご加入いただけるのでなおのこと心強い限りです。
3.築年数だけでなく管理実態も重要
ただし、マンションも築年数の経過とともに建物の各部が劣化していきます。たとえば鉄筋コンクリート造のマンションであれば、長年風雨にさらされた影響で内部に水分が侵入し、鉄筋に生じたサビが膨張して、周囲のコンクリートを損傷させている可能性もあります。もちろん、適切な点検・補修が行われていれば劣化は最小限に止まりますが、建物の管理がずさんだと、取り返しがつかないほど傷みが進むことも。
その意味では、築年数も大事ですが、物件選びでより重要なのはそのマンションが適切にメインテナンスされているかどうかです。その点、エステムシリーズなら長期修繕計画に基づいて定期的に大規模修繕を実施し、建物の耐震性、構造的強度、美観を維持しており、資産価値も保たれています。
4.まとめ
「新耐震基準で建てられた1981年以降のマンション」「完成から現在まで、適切なメインテナンスを実施している」、このあたりが中古物件を選ぶポイントです。イー・トラストのマンション「エステムシリーズ」は、そのどちらの条件も満たした地震に強い物件ばかり。だから、どなたにも安心しておすすめできるのです。